映画部門
『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン』
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」
人類史上、最も長い旅をした機械。
遥か彼方の宇宙を旅して地球に帰ってきた工学実験機 第20号科学衛星MUSES-C
通称「はやぶさ」
M-Vロケット5号機にのって宇宙に飛び立った、はやぶさ。
まっすぐ。白い軌跡を青空に描いてはじまった、7年、60億キロの旅。
目指すは太陽系小惑星イトカワ。
長い旅を終えて傷だらけになって帰ってきた機械が、人の心を熱くして揺さぶります。
切なくて、痛ましくて、誇らしい。
年間2~300本の映画を観る門真フィルムコミッションの理事達がこぞって素晴らしい映画と称賛を贈る!
科学館やプラネタリウムなどで上映されていた絶対おすすめの幻の名作映画!
はやぶさの旅を観にいらしてください。
監督:上坂浩光
ナレーター: 篠田三郎
『ごはん』
『ごはん』
米作りエンタテイメントムービー
就労者の平均年齢は65歳を超え、高齢化を高コストと引き換えに農作業の機械化で補っているのが日本の米作りの現状です。
この作品はそんな農家の現状を背景に、コメ作り農家を継ぐ事になった若い女性の奮闘を描きます。
監督:安田淳一
キャスト:沙倉ゆうの、源八、福本清三、紅 壱子、井上 肇
『センターライン』
『センターライン』
機械仕掛けの心、生命の証明。
自動運転が発達した安全な時代[平成39年]に、自動運転車による交通事故が発生した。
逮捕された自動運転AIは、自らを”MACO2”と名乗り、故意に事故を起こしたと供述。
新人検察官の米子天々音(よなごあまね)は、人工知能による犯罪の立証を余儀なくされる……。
キャスト:吉見茉莉奈、星能豊
監督/脚本:下向拓生 撮影監督:JUNPEI SUZUKI 音楽:山口いさお
『三つの朝』
『三つの朝』
なんでもない、夜が明ける。
フリーターの彼氏と先の見えない同棲を続ける二十代の女、上司との不倫をやめられない三十代の女、女手一人で娘を育てる四十代の女。工場の夜勤明け、三人は同じ空を見上げる。人生が変化する一瞬が、必ずしも劇的なものであるとは限らない。交わるはずのなかった他人に人生を揺さぶられたりする、実は同じ痛みを持っていたりする。そんな他人同士のおもしろさに、個々の生活に巣食う葛藤、苛立ちや寂しさに光を当てた本作。
監督:根岸里紗
キャスト:兎丸愛美、根矢涼香、唯野未歩子、曽我部恵一
『ネクタイを締めた百姓一揆』
『ネクタイを締めた百姓一揆』
果たして駅は出来るのか?
新幹線請願駅設置を巡る14年間の物語
1971年、日本国有鉄道は東北新幹線基本工事計画を発表。東海道新幹線が大成功を収め、岩手県花巻市では新幹線停車駅有力候補の前評判であったが、発表された停車駅設置予定に花巻の名はなく、市民は大きく落胆した。その時数名の市民が立ち上がる。市・県・国鉄を相手取り体当たりで方法を探っていく。果たして駅は出来るのか。時代に翻弄される国鉄を背景に描く、新幹線請願駅の1つ・新花巻駅設置を巡る14年間の物語。
監督:河野ジベ太
キャスト:金野佳博、千田秀幸、堀切和重、高橋広朗、佐藤正明
『恋愛電話』
『恋愛電話』
※これはただの”恋愛映画”ではありません。
想いを伝えることが苦手な女子大学生、日向野結。
間違い電話で繋がった青年、乾一成にナンパ男から助けられたことで、彼のことが気になりだす。
彼への想いが強くなる中、謎の三人組が結の前に立ちはだかる。
壁ドンあり、失恋あり、世界滅亡あり…!?
誰も見たことのないハチャメチャラブストーリー。
監督:北林佑基/松本佳樹
キャスト:北林佑基、河村朱莉、宮部拓海、高岡竜誠、大西湧介
『とっとこ将太』
『とっとこ将太』
こどももおとなも、なんやかんやです
町外れの床屋「山口理容店」に住む小学3年生の将太は母と店主でもある祖父との3人暮らし。店に通いで働く理容師・鈴木には良からぬ噂が流れ・・・そんなある日、珍しく若い女が来店する。
監督:船越凡平
キャスト:加藤蒼渉、金子貴伸、広澤草、竹田有美香、高橋信多
『AYESHA』
『AYESHA』
誰も見たことのない宇宙を見たかった
広い宇宙の真ん中に、小さな惑星がありました。
そこにいる人達は皆、ひとつの事に注目しています。
大人も子供も皆注目しています。
それは彼らの惑星を外側から見る事です。
一人の宇宙飛行士が惑星の周りを漂い、彼らに映像を送っているのでした。
声:島本須美
音楽:Big Boom プロデューサー:長谷真行/小林光 監督:小原正至
『星を継ぐ者/Inherit The Stars: The Director’s Cut』
『星を継ぐ者/Inherit The Stars: The Director’s Cut』
完成まで実に3年を費やした、人気女優・吉岡里帆の長編初主演作品!
ロシア連邦軍を辞め、シベリア抑留者だった祖父の祖国・日本を訪れた元狙撃兵の小野寺は、故郷の岡山へ向かう途中、ジナイーダ率いるロシア大使館職員に拉致される。
連行先で今は出世し上官と為った嘗ての部下・ダディコフと対面した小野寺は、自分とロシアに遺して来た父親の「完全な自由」を条件に、ある秘密の任務を引き受けるが、それは謎の美少女・梨沙を連れて逃走中の元自衛官・本田の監視という奇妙なものだった……。
製作/原作/脚本/監督/編集:末長敬司 撮影監督/編集:地村俊也
出演:沢大洋/吉岡里帆/延命聡子
『あの群青の向こうへ』
『あの群青の向こうへ』
大人と子供の中間地点、僕らは東京を目指した。
未来の自分から一通のみ手紙を受け取るようになった時代。青年カガリと家出少女ユキは、些細なきっかけから共に東京を目指すことになる…。
監督:廣賢一郎
出演:芋生悠、中山優輝、瀬戸かほ、斎藤友香莉
『GIRLS NIGHT OUT』
『GIRLS NIGHT OUT』
あとちょっとだけ、頑張ってみようかな
音楽の道を目指しつつも、志半ばで帰郷することにした、はな。
アイドルを目指しつつも心が折れかける、さくら。
さくらを鼓舞しようとするも、自分のモチベーションの揺らぎに気づく杏。
女優を目指していながら下積み生活に嫌気がさし辞めたいと口にする、あかり。
辞めさせまいと説得するマネージャーの佳乃。
時系列を超えて彼女たちを繋いだのは、ある一曲の音楽と
「あとちょっとだけ、頑張ってみようかな」
という想い。
監督/脚本:泉原航一 プロデューサー:戸倉亮爾
キャスト:真田真帆、如月まりな、ききききき
『蝉時雨』
『蝉時雨』
生きるって、大変すね。
海の向こうでは、いよいよ戦争が起きるらしい。
何処かの国では、7歳の少年が銃を持って戦うらしい。
四畳半の部屋、青白い退屈な声のキャスターがニュースを伝える。
殺人だ。母殺し。
犯人は果物ナイフで母親を刺した。
痴呆症の母を殺したらしい。
犯人は「限界だった」と話している。
昨日は踏切をまたずに、稽古場までたどり着いた。
女はヒステリックに叫んだ。「限界よ」
空が青い。蝉時雨。
監督: 若葉竜也
キャスト: 桑原広行、伊藤竜翼、大友律、樋井明日香、大渡佑紀
門真国際映画祭2018第二次審査の結果発表
門真国際映画祭2018第二次審査の結果発表
素晴らしい作品のご応募に恵まれる中、どれも際立つ作品であったので、上映させていただきたい作品が多くあり、とても悩ましい決定となりました。
ですが、満場一致の胸を張って皆様にご覧いただきたいと強くお勧めできるプログラムとなりました!
門真国際映画祭2018
入選作品の発表です!
「三つの朝」
監督:根岸里紗 (30分/2017年)
「GIRLS NIGHT OUT」
監督: 泉原航一 (28分/2017年)
「AYESHA」
監督:小原正至(6分/2018年)
「とっとこ将太」
監督:船越凡平(30分/2016年)
「恋愛電話」
監督:北林佑基/松本 佳樹(39分/2016年)
「ごはん」
監督:安田淳一(109分/2017年)
「ネクタイを締めた百姓一揆」
監督:河野ジベ太(147分/2017年)
「蝉時雨」
監督:若葉竜也(88分/2018年)
「センターライン」
監督:下向拓生(67分/2018年)
「星を継ぐ者」
監督:末長敬司(133分/2016年)
「あの群青の向こうへ」
監督:廣賢一郎(96分/2018年)